ホテル川久の左官仕上げを語る会
2011年6月26~27日に『左官を考える会』主催のホテル川久の左官仕上げを語る会が開催されました。1990~1991年の建設当時の花咲か団の久住章氏、荒木富士夫氏を始め約50名が参加しホテル川久の隅から隅まで見学しました。
建物は、地下2階、地上8階建て。
屋根は、中国北京市紫禁城の瓦と同一のもの。
外壁は、オランダ製煉瓦の化粧積みでイギリス人の施工と指導。
1階ホテルの床は、イタリアの約300年前に建てられた著名な教会に使った大理石のモザイク張りでイタリア人が施工。
床の寄木張りは、フランスの材料でフランス人が施工。
正面玄関の天丼の絵は、有名なフランスのデザイナー技師ケルベルチー氏の手に※(注)なる絵とスグラッフィート仕上げ。
家具は、すべてイギリス王室御用達の家具屋で、特にチャールズ皇太子の許可済のもの。
ホールの絨毯は、中国製。
天丼の金箔張りは、フランス製のものをフランス人が来て施工。
■詳細画像は以下サイトのアルバムで公開していますのでぜひご覧下さい。
http://www.photohighway.co.jp/tp/07_f.asp?key=2361613&un=339&m=0&pa=&Type=7